みなさん、こんばんは。
本日Facebook, LINE, message, chat、故郷便などなど、様々なメディアを通じて誕生日のお祝いメッセージをいただきました。全部にひとつひとつお返事しているとやっつけになってしまうし、かといってお返事を全く出さないのも失礼にあたります。恐縮ですが、このようなブログ記事の形で、お返事・お礼の言葉に替えさせていただきますね。
曽我は46歳になったわけで、公私ともに活動の守備範囲は色々ありますが、ここは一つ仕事に絞ってお話いたします。丁度去年の今ごろ代表を務めるデザイン会社ドサナイテの社内ミーティング(デザイナー、webエンジニア、曽我の三名)にて「昨今のHP、記事においては画像が非常に重要。そのクオリティを上げていきましょう」という方向性が決まりました。写真担当は曽我です。基礎的な一眼レフカメラの使い方を覚えて、色々と写真撮影をしてみるのですが、どうもお勉強だけでは腕が上がっていかない。これは現場で学ぶしかない。それでは曽我自身がモデルとなって、撮影をしてもらって、その現場の雰囲気、設定方法、構図などを参考にさせてもらいたい、と考えました。普段お世話になっていたPIXTAというストックフォトのサイトでモデルを募集していたので、そこに応募してみたのです。
フタを開けてみると、40代の男性モデルというのが非常に珍しく希少性があったため、2016年8月に撮影が始まってからモデル出演も26回を数えるようになりました。
曽我のモデリング最新状況
周囲から「一体この歳になって何をやっているんだ」といぶかしがられ、からかわれながらも、実際曽我は楽しくてしょうがありません。
なぜでしょうか。
それは撮影の度に職人芸が間近に観られるからです。私がこの(株)ドサナイテという企業の代表をやっているのも、そもそもはsonarという優れたデザイナーに出会えたから。webの仕事が楽しいのはma-toというコダワリのエンジニアと手を組むことができたからです。合気道が続けられるのも、今の世の中で武道家として技を追求し続ける師範が大学の先輩だったから。私の周りにはたくさんの異能の人たちがいて、おつき合いをしていただいてます。なぜなら私自身が「多少人間的に欠陥があっても、才能のある人が好き」だからでしょう。「性格としてクセが強い、でも技を磨き続けている人」になぜか否応なく魅かれるのです。
そんな訳で本日6月21日は雨の撮影会でした。古民家を背景に、農業体験、旅館の浴衣姿、利き酒のイメージなどなど、どんどんと撮影が進んでいきます。天気予報が一週間前から雨。今日も朝から小雨ぱらつく感じで始まり、終始風と雨粒とが舞い上がる中での撮影です。しかし、根性のある、優れたカメラマンはめげません。タオルをカメラにかぶし、傘を刺しながら、次々にアシスタントに指示を出し、ヘアメイクさんは終始周りを巡りながら髪を直し、笑いあり、厳しいポージングの指摘ありの現場風景。
たまに上がる雨の合間に光を求めて動き回りながら、フォトグラファーさん自身はずぶぬれです。そんなプロの仕事ぶりを観ていると飽きることがありません。あっという間の8時間が過ぎ、お別れし、ただ今曽我は帰りの車の中。心地よい疲れと空腹を感じつつ、お返事の文章をしたためています。今日のもう一つの楽しみは、夕食のツマの手作り料理。スーパーでの二時間に及ぶ買い物も、食に対する拘り故の必要時間。それはただの雑用ではない。過去を参照しながら、未来を見据え、目まぐるしく頭が回転している愉悦の時間なんだね。
多少人間に瑕があって、でも技を磨き続けるみなさん、誕生日のメッセージをありがとう。
おかげで楽しく暮らしています。
今後とも、どうぞよろしく。
▼とても雨が降っているとは思えない画像・・・・プロの技極まれり!