ユニコーンとモンスター

2024年はファンタジー

2024年日本はファンタジーの世界にいます。なんせ毎日ネットのニュースで流れてくるのはモンスターとユニコーンの話題なのですから。

モンスターもユニコーンも出現当時から騒がれていたわけではありません。

四、五年前ほどからモンスターが現れた、ユニコーンの出現だ、という話題はその分野の関係者の間で騒がれてはいました。でも、一般に知れ渡るというほどではありませんでした。

しかし2024年になると、その存在が世界的にはっきりと確認できるようになりました。
間違いない。これはモンスターなのだ、と。
疑いようがない。ユニコーンは実在したのだ、と。

そしてなんと、モンスターもユニコーンも日本生まれなのです。

なぜ、モンスターだと言えるのか

その存在が認められてから、最初からモンスターだと認定されていたわけではありません。ただ当初からモンスターと呼称はされていました。

ジムの皆さんが言っているだけなら、一部関係者が知っているリングネームのひとつ、に止まっていたでしょう。

2024年の今、世界的にはっきりと分かる形で彼の存在はモンスターである、と認定されるに至りました。そう、ボクシング主要四団体統一王者の井上尚弥選手のことです。

ユニコーンと呼ばれる男

また、ユニコーンについても、当初からはっきりとユニコーンなのだ、とは認められていませんでした。

いくら多様性の時代だとはいえ、まさかMLB(アメリカの大リーグ)の厳しい世界において、投手と打者を高いレベルで両立できるわけがない、と言われていたのです。リトルリーグじゃないんだから、と。

しかし、モンスター同様、2024年の今、はっきりと世界的に認められました。ユニコーンは実在する。我々は存在しえないものを目の前で観ているのだ、と。

そう、ユニコーンとは、2024年地区優勝(2024年9月27日)を決めたロサンゼルス・ドジャーズ所属の大谷翔平選手のことです。

2024.9.27